1962年生まれ。『Who Saw the Dragon’s Toenails?』(英題)や『The Rules of the Game』(英題)という1990年代に書かれた型破りな政治スリラーの脚本で、早い時期から映画業界で注目を浴びる。監督デビュー作品『銀杏(いちょう)のベッド』(96)が大ヒットを記録、批評家からの評判も高く、多大な成功を収める。その後、公開時に韓国史上最高の観客(推定630万人)を魅了した大ヒット映画『シュリ』(99)で、スパイアクションという新しいジャンルを開拓する。続く『ブラザーフッド』(04)では、韓国映画史において2度目となる1000万人もの観客を呼び込んだ。揺るぎない手法で物語を語り、韓国映画の枠組みを変えた作品としても絶賛される。その後、『マイウェイ 12,000キロの真実』(11)、『あの人に逢えるまで』(14)、『チャンス商会 ~初恋を探して~』(15)などを手掛ける。
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